Mil Mi-24/35 Hind (Yellow Series)

great info and photos

Sehr guter Bericht, sehr gute profiles. Was fehlt sind die NVA-Varianten und deren Test bei der Bundeswehr.

I am making models and this book contains lots of details to reproduce his helicopter, with multiple variants.Received within 3 days in good conditions, thanks !

Very informative. Starts from its development and touches every aspect of the helicopter. A must buy for all.

Amazing book. Lots of great information, scale drawings, many useful photos. I highly recommend this book for anyone who is interested in the Mi-24 hind

ミルMi-24とその派生型は日本でもモノグラフが出る様な人気機種です。しかし、海外の本である本書がどうなっているか購入しました。本書は簡単にソ連に於けるMi-24登場以前の攻撃ヘリコプターの歴史に3頁、Mi-24の開発の経緯と通常型の解説に62頁、特殊型（化学・核戦争環境のモニター型、弾着観測型等）の解説に10頁、練習機型に5頁、ソ連国内での近代化改装14頁、ソ連以外による近代化改装38頁、試作機のV-24登場後50年経過後も続く生産2頁、国際航空記録挑戦用の改造機4頁、試作機（テールローターをフェネストロンに変えた機体、機雷掃海ヘリ、後下方に銃座を設置した機体等）5頁、製造コードリスト及びソ連からの輸出先と機数リスト8頁からなる本文とこのシリーズのセールスポイントである細部写真集58頁が収められています。　主要型には1/72の側面、上面図が添えられ、さながら国籍マークの博覧会ともいえる海外の使用国の側面カラー図が添付されています。ただ細部写真は点検パネルを開いた処まではあっても、その内部が撮影されていないものや、本文に必ずしもマッチしていない部分があることも確かです。また初期のMi-24Aは現存機がヴェトナムで屋外展示されている機体で状態が良くない点と計器盤以外の操縦席の情報が無いのも残念な処です。　その一方、最初期のV-24モックアップがUH-1ヒューイにウィングレットを付けた様な意外な姿や、機雷掃海型の開発に際し、V-24と攻撃ヘリコプターの座を争って負けたカモフを思いやって相手の縄張りを荒らさない様艦上型の開発をせずに陸上から行動する型のみに集中するというミルの性格が伺えます（ネガティブキャンペーンまで行って競合相手の工場を乗っ取ったヤコヴレフと対照的な行動だったので印象に残りました）。また化学戦、核戦争モニター型が活躍したのは皮肉にもチェルノブイリ原発事故の状況モニターで当時のニュース映像にも登場していた様な記憶があります。　　更にアフガニスタン参戦結果からMi-24にも多数の欠点があることがわかり、その結果がMi-28やKa-50、-52に反映されてゆく様子、近代化改装にイスラエルや南アフリカの企業まで参加していて、その改造を受けたウクライナの機体が第三国に輸出されたたり複雑な事情も知らされています。　日本語文献との比較はしておりませんが、本書単品は価格が手ごろならお勧めです。